初心者であれば投資額は少ない方が良い理由
1.損失額が小さくて済む
投資額が小さければ損失額も少なくて済むので、ダメージを最小限に抑えられます。とくに、仮想通貨初心者では、場数が少ないということもあり、自分が思ったように利益を出すのも難しいです。仮に、損失額が大きくなって資金がなくなると、絶好のチャンスがきても投資できません。機会損失を逃す確率を下げる意味でも、投資額を減らし損失額も抑えましょう。
2.モチベーションを削がれることも少ない
大金を投資に回したばかりに大量の損失を被った人のなかには、仮想通貨投資に対するモチベーションを削がれるケースがあります。なかには、情緒不安定になりメンタルが弱る人もいるぐらいです。投資額を抑えておけば損失額が大きくなることはないので、モチベーションの低下が防げるでしょう。
3.感情的になりづらくなる
大金を仮想通貨に投資し、大量の損失が発生した場合「負けを取り返すために勝つまでやり続ける」という人も多いです。損失額が増えるにつれて、その気持ちは増していきます。しかし、出資額が少なければ損失の発生額も少なくて済むので、「このくらいの金額だったら損しても仕方ないか」と割り切ることも可能です。自身の感情を理性でコントロールするためにも、はじめのうちは少額の投資金額でトレードを行った方が良いでしょう。
〇〇になったら、投資額を増やしても良いかもしれない
いつまでも投資額が少ない状況だと大きな利益を上げることは難しいため、どこかのタイミングで投資額を増やす必要はあります。そのタイミングとして、下記の3つのことを意識してみてください。
1.チャートが読めるようになってきた
仮想通貨の値段の状況(値段が上がる場面か下がる場面か?)を読めるようになってきたら、投資額を増やすタイミングかもしれません。チャートを当てられる確率が高くなるということは、予想的中率が上がってきた証拠です。ただ、そうとはいっても100%予想が当たることはないので、損切りラインを設定したうえでトレードしましょう。
2.資金管理が上手になった
資金管理とは「損失を抑えられるようになった」「無茶な投資をしなくなった」「損切り、利確のラインを的確に決められるようになった」などです。自身で決めたルールにのっとって資金管理ができるようになった人は、仮想通貨投資家として成長している証です。
3.感情に振り回されることが減った
トレード中に感情的になる回数が減ってきた人も資金額を増やすタイミングとして良いでしょう。仮に、損失が出たとしても「このぐらいのことは想定内」というように、慌てふためかなくなってきた人は経験値が上がってきた証拠です。また、感情を理性で調整できる技術が付いてきた証です。しかし、投資額が上がった瞬間、感情的にトレードする回数が増えた場合は投資額を減らすことをおすすめします。
初心者なのに資金額を大きくしてしまう人への対策方法
1.仮想通貨口座に資金を移せない仕組みをつくる
仮想通貨口座に資金を移せない仕組みをつくると、投資額を増やしたい気持ちを抑えられるでしょう。例えば、「定期預金にお金を貯める」「別のことにお金を使う」など、いろいろなアイデアをかけ合わせると有効です。やり始めは違和感だらけですが、時間が経過するうちに慣れてくるので実践してみてください。
2.資金額を増やす条件を設定する
自身で決めた資金額を増やす条件に達するまでは、資金額を増やさないと決意するのも大事です。例えば「利益が○○円に達するまでは増やさない」「余剰資金が〇〇円を超えるまで増やさない」と分かりやすい目標を決めるのがコツでしょう。ただし、無理な目標を設定すると滅入る可能性があるので、「頑張れば達成できそうな目標」を設定しましょう。
3.家族にお金を管理してもらう
どうしても投資額を大きくしたいと思い仮想通貨口座へお金を入れてしまう人は、家族にお金を管理してもらうのも一つの手です。貯金通帳などを預けて、自分で出金できなくすれば投資額を増やす心配もありません。しかし、人によっては預けたお金を使いこまれるケースもあるので、信頼できる人に管理してもらうのがコツです。
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